「そだねー」の効果

LS北見がオリンピックで銅メダルを取りました。

とてもとても嬉しいできごとでした。

 

某SNSで吉田知那美選手からコメントを貰ったことがあって、それからLS北見の大ファンなのです(ミーハーですね)。

 

3年前にカーリングスタジアムで実際に体験したことがあります。

(左のへっぴり腰な写真はその時のものです)

 

実際に投げたり、スイープしてみると、見た目よりとてもハードで繊細なスポーツだと分かります。

 

 

 

話題の「そだねー」。

ネットでは、本当に北海道弁なのか?本当に道産子は使っているのか?論争されているようです。

確かに言われるまで方言だと気づいていませんでした(笑)

 

それより着目したいのは、言葉の効果です。

 

言語学の権威金田一教授は『「そだねー」は相手の話を聴いていますよという言葉』だと言います。

聴いていますというサイン=相槌は、傾聴スキルの基本ですね。

 

そして「そだねー」は相手の意見を否定せず、一旦受け容れる肯定的な言葉です。

これも傾聴を行ううえで大切な要素です。

相手の発言を受け容れて、否定しない。

その上で自分の意見を提案する。

 

「チームコミュニケーション」を最大のテーマにしてきたLS北見にとって、一番の武器が「そだねー」だったのかもしれません。

 

*それにしても標準語「そうだね」だと、こんな絶妙なニュアンスにならない気がします。

詳しい方教えてください。