壁にぶつかった時は「何もしない」をしてみよう

マインドフルネス ホスピタリティ プーさん たれ耳 うさぎ
今は亡きチャッピィとお気に入りだったプーさん

昨日映画「プーさんと大人になった僕」を観ました。

 

内容をネタバレ無しに一言でいうと…

 

大人になった「僕」が、プーさんと再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿を描くファンタジードラマ。

 

です。

 

 

気づきと学びのたくさんある、とても良い映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

この物語で重要なキーワードになるのが

 

 

「『何もしない』をする」

 

 プーさんは、「『何もしない』ことは最高の何かに繋がるんだ」と言います。

 

 

私は観ていて「まさにこれはマインドフルネスの考え方じゃないか!」と思いました。

 

 

 

マインドフルネスとは、「いま・ここ」にフォーカスを当てる心のあり方という意味。

 

 

 

 

普段我々は目の前のこと以外に、色々と(思考や行動を)してしまいます。

 

 

例えば業務でパソコンを打ちながら、頭の中では…

 

「来週までに違う資料を作成しなくてはいけないけど、どんな内容にしよう」

「明日プレゼンがあるけど、緊張で失敗するかもしれない、不安だ」

 

なんて考えていませんか?

 

 

例えば今目の前に居る相手に対して、心から関心をもってアイコンタクトやうなづきながら、時には質問をしたりと、会話に集中すべきシーン。

 

実際は、会話中に手元のスマホに目を向けたまま、相手の話に、曖昧な返事をしつつ、なんとなく、会話が終わっていた。 

なんてことありませんか?

 

 

映画では、プーさんに「何もしない」ことで今ここをフォーカスすることの重要性を教えられ気づいた主人公が、ビジネスでも最高のアイデアを発見していきます。

 

 

ちなみにマインドフルネスにおいて「『何もしない』をする方法」が、「マインドフルネス瞑想」です。

 

 「瞑想」から宗教的なものを排除したものです

 

 

 私が実践しているやり方は、

 

 

目をつぶって椅子に座り、10分間呼吸に注意を向ける。

雑念が浮かんだらそっと呼吸に意識を戻す、を繰り返す。

 

 

これだけです。

 

私はこれを毎日机に向かって最初に行っています。

 

すると、不思議と集中できます

いま、やるべきことが見えるのです

モチベーションが上がり、アイデアが浮かんできます

 

 

いまここに集中すると、目の前の相手が何を求めているのか気づくのも容易です。

 

だからホスピタリティスキルも上がることでしょう。

 

 

 

 仕事や普段の生活で壁にぶつかっている、また常に色々雑念が浮かんで集中できない方は、

 

 「『何もしない』をする」を試してみませんか? 

 

 

 

 ということで、軽い気持ちで観た映画でしたが、とても気づきを与えてくれる素晴らしい作品でした。

機会があれば、是非ご覧ください。

 

 

ただ、 映画のラスト「何もしない」をする=「バカンスに行く」は、ちょっと捉え方が違うと思います(笑)