野村克也さんも…冬の入浴事故に気をつけて!

高齢者入浴アドバイザー認定講師 
昨日はニセコ五色温泉に宿泊しました。

野村克也さんがお亡くなりになりました。

あぶさん世代の私は、特に監督になってから大好きだったのです。

 

特に「先入観は悪、固定観念は罪」などの名言も読み漁りました。

それ故に、とても悲しく心からご冥福をお祈りしたいと思います。

 

しばらくしてニュースで入浴中の死亡と知りました。

 

私は高齢者入浴アドバイザー認定講師としても、活動しているため、更に残念な気持ちです。

 

 

 

入浴中での死亡者数は年間1万9千人おり、交通事故死者数約4千人を大きく上回っているって知っていましたか?

 

そのうち9割以上が65歳以上の高齢者なんです!

 

特に冬場11月〜3月は死亡者数が増加しますので要注意!!

 

お風呂で事故に合わないためのキーワード

 

「温度差に気をつける!!!」

 

と、覚えてください。

 

リビングと脱衣場との温度差、また脱衣場と浴室、浴室とお湯の温度差…これらがヒートショックの要因となりえます。

 

北海道だと脱衣場に暖房がついているケースは多いのですが、浴室を温める習慣が少なく感じます。

 

お湯を溜めるときに蓋を開けて溜めましょう。もしくは60度くらいに設定したシャワーを、入浴直前に3分間ほど浴室壁にかけるのも効果的です。

 

そして大事なのが入浴前の「かけ湯」です。

講演のとき必ず訊くのですが、かけ湯をしないで、入浴される方のなんと多いことか!

 

そして公衆浴場で見ていても、かけ湯をしないでいきなり浴槽直行の方、ほんとに多いです!!

 

「かけ湯」は、体とお湯の温度差に慣れるための大切な行為です(もちろん汚れを落とす意味もありますが)

 

必ずお湯に体が慣れるまで行いましょう。

 

楽しい入浴が、悲劇に変わらないためにも是非温度差に気をつけて!

 

 

私は研修だけではなく、こういった安全で健康づくりにも役立つ入浴法をもお教えしています。

 

お気軽にお問い合わせください。