
前回は問題解決において原因分析の重要性をお伝えしました。
今回は具体的に原因分析の手法をケーススタディを使って考えてみましょう。
<ケーススタディ>
あなたは道の駅のレストランを管理しています。
そこでの問題を解決してみます。
問題とはあるべき姿と現状のギャップ(差)でしたね。
ここでは
あるべき姿…道の駅のレストラン月間売上目標500万円を達成すること
現状…月間400万円程度しか売上がない
→売上目標が達成出来ていないという問題が発生しています。
この問題を引き起こしている原因を分析していきましょう。
原因分析するにはどうするか?
問題にWHY(何故?)と問いかけるのです
簡単ですね!
ではレストランの売上目標が達成できていないという問題
この問題に何故?と問いかけてみます
数字を分析すると客単価が減っていることが分かりました。
<表面原因と根本原因>
客単価が減っているという原因から解決策として
→商品単価を上げよう!と頑張るわけですが
ほとんどの場合これで解決することはありません。
何故なら原因の分析が不十分だからです。
一回の「WHY」だけだと、
表面的な原因しかでてこない
効果的な解決策がとれないのです。
ではどうしたら良いのでしょう?
出てきた表面原因に、さらにWHY?と問いかけ掘り下げるのです
そうすることで根本原因を発見すること
しかし何をもって根本原因と判断すれば良いのでしょう?
問題を解決するために何をすべきか仮説のアクションが出てきたら根本原因だと判断してください。
根本原因が見えてくるまで「WHY?」を何度でも繰り返してください
トヨタでは問題を発見した時、何故?を5回繰り返すと言われています。
「なぜなぜ分析」とも呼ばれ、世界に名だたるトヨタ生産方式「カイゼン」の元なんです。
問題には常に「WHY?」で深堀りを!
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