肯定表現のススメ〜「○○しないでください」は伝わらない!

十勝岳温泉 温泉ソムリエ 高齢者入浴アドバイザー ホスピタリティ オフィスAZM 濱野まさひろ
十勝岳温泉凌雲閣からの眺望 感染リスク果てしなくゼロですw

 

 

<否定表現は伝わらない>

新コロナウイルス感染防止のため、色々な要請が出ています。

 

「感染リスクが高まるような、不要不急の外出はできるだけしないでください」

といったやつですね。

 

ところが所要で中心部の若者向けの店へ行くと、

ほとんど普段と変わらない人数がいるではありませんか

(ちなみに数分間観察していたが、ファッションビルの入り口に置いてある消毒液を使った人ゼロでしたw)

 

 

 

 

 

 こういった「○○しないでください」=否定表現は、伝わりづらいのです。

 

 

<日本は否定表現に慣れている>

 

ただ日本は英語圏と比べ、否定表現が多い傾向にあります

 

例えば

エレベーターに貼ってある

 

「地震・火災の際はエレベーターを使わないでください」という注意書き

 

これがアメリカのホテルなどでは

「In case of fire, use stairways.」( 火事の時は階段を使ってください)

となっています。

 

よく扉に貼ってある「関係者以外立入禁止」

「Use another door」別のドアを使ってください

という肯定表現で書かれているのです。

 

日本ではサービス業でも

〇〇禁止という貼り紙がやたら多い傾向にありますよね

 

否定表現はちょっと上から目線に感じませんか?

 

<肯定表現に変えてみよう>

 

 

近年、良い形で変化したのは

コンビニのトイレ

昔は「汚さないでください」とあったのが

「いつも綺麗に使って頂きありがとうございます」

こう書かれていると意識してつかいますよね?

 

人は肯定表現で伝えられると

モチベーションが上がります

NOもYESに変えるチカラがあるのです。

 

 

お店の中ではこれ以外にも、きっと肯定表現に変化させられるものが

たくさんあると思います。

 

是非チャレンジしてみてください!

 

 

*写真は週末宿泊した十勝岳温泉の部屋からのものです

ほとんど感染リスクゼロです(笑)

 

先週は札幌近郊の温泉に行きましたが

コチラも今まで見たことない、閑散とした風景でした。

 

今回の感染拡大が一段落して外出制限を解くときは

地域へ遊びに行く方向の政策を勧めてほしいですね

街なかより感染リスクも低く

地方を助けることにもなります。