クレーム対応力というホスピタリティスキル③

クレーム対応 ホスピタリティ 研修 オフィスAZM 濱野まさひろ
近江焼肉ホルモンすだく札幌琴似店 さんのレセプションに招かれて行ってきました。メニュー見ると、ほとんど千円以下の価格。 訊くと近江牛一頭買いでリーズナブルプライスを実現したそう。 写真は花咲きタン 激ウマ! もちろん看板の 近江牛カルビ やレバー、ホルモンも絶品でしたよ♪

 

 

 

 

前回の質問は

そもそも「クレーム」とは、なんですか?

でした。

 

研修でもそう質問すると、ほとんどの方が

「苦情のことです」

と答えられます。

 

ホントにクレームは苦情なのでしょうか?

 

実はクレームと苦情は違うのです。

 

クレームは英語のclaimからきています。

本来の意味は、

主張する

です。

 

クレームとは

本来得られるべきメリットを受けられなかった時の

正当な要求と主張

 

客観的側面が強いのです。

 

 

では苦情は英語でなんと言うか?

complainです

ラテン語の「共に嘆く」という意味が由来で

現代では

不平不満を言う

愚痴をこぼす

という意味で使われるようになりました。

 

不満足に対する 感情的・主観的側面が強いのです。

 

そして…

「クレーム」が対応のまずさで「苦情」に変化します!

 

だから…

クレームは初期対応が最重要なのです!

次回から初期対応にポイントについてお伝えします。

 

 

*余談ですが「クレームを処理する」という言い方は絶対ダメ!

「クレーム対応」という癖をつけてください

 

ましてやお客様の前でクレーム、苦情という言葉は使ってはいけません。

ある自治体の例で、市民からの電話で保留にせず「○○さん苦情の電話です」とやってしまい、

大苦情になったことがあります。