「価値」とは何か?〜地域資源から「価値」ある商品をつくるには②

地域資源活用 マーケティング オフィスAZM 濱野まさひろ ホスピタリティ
ほとんど雪の無かった札幌ですが、いきなりドカ雪。しかし、イルミネーションは雪有りのほうが美しいですね。この日は月も輝いていました。

<価値とは?>

前回はマーケティングが価値の交換であるということをお伝えしました

今回は改めて価値とは何か考えてみましょう。

 

価値を辞書で調べると

或るものを他のものよりも、上位に位置づける理由となる性質

人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質とあります。

 

 

 

 

 

交換する対象と比較して、上回ることが必要

交換対象と同じではダメだということです

 

交換対象は一般的にお金の事が多いですよね

 

「値段相応」という言葉があります

本来は払った金額と釣り合いが取れているという意味ですが

私たちがこの言葉を実際に使うシーンは

安いものを買ったらすぐに壊れてしまったといった、

ネガティブなニュアンスで使うことがほとんどではないでしょうか?

やはり支払う金額を上回る理由が価値なのです

だからニトリのキャッチコピーは「お値段以上」=価値がありますよ、

ということをシンプルに訴求している訳です。

 

しかし、その貨幣そのものの価値も変容しているのをご存知ですか?

新品の1円玉が最高3000円で取引されているのです。

高いのは平成23〜26年と平成29〜30年に発行されたものです。

それ以外の年度でも2011年以降であれば、最低100円くらいで売ることができます。

それでも100倍です。

古銭で価値があがるのは何となく分かりますが、

新品の通常1円として流通されているものになぜ価値があるのでしょう?

価値の理由を考えてみてください。

 

それはキャッシュレス化です

それに伴い、硬貨の発行枚数が激減しています。

1円玉は、2007年には2億枚を超えて製造されていたのが、

昨年52万枚しか製造されていないのです。

 

発行枚数が少ない=今後希少価値が増加すると見込んで今の段階から価値が上昇しているのです。

知らないと普通に1円として使用しているものが、上位に位置づける理由を知ると3000倍の価値になる。

価値を理解するのは中々難しいものです。

 

30年以上前、私が百貨店のインテリアバイヤーだった頃、

既製カーテンのサイズは100☓138、100☓175、とフリーサイズだけでした。

フリーサイズはお直しに1〜2日以上かかってしまいます。

引っ越して来て、カーテンを買いに来るお客様は沢山来店するが、

サイズが合わずに売り逃しする日々

 

そこで私は、顧客が一番多く住んでいる地域の窓を、怪しい人に間違われないように気をつけながら笑

100件位調査観察することにしたのです。

調査の結果、多く出現した100☓200、150☓178、150☓200サイズをメーカーに依頼し、

オリジナルで作成したところ大変良く売れました!

 

この時私が提供した価値は何でしょう?

 

 

引っ越してすぐ使える」と言う価値です。

 

このように事業や商品・サービスの価値を明確化することはとても重要なことなんです。

 

質問です。

皆さんが提供している事業や代表的商品(サービス)の「価値」はなんですか?

 

 次回に続きます。