年数回ですが、登山に行きます。
と言っても、テント泊して縦走といったヘビーなのではなく、ライトな2時間程度の軽登山がほとんどですが。
何故山に登るのか?
軽登山ですから、もちろん「そこに山があるから」といった大袈裟なものではありません。
頂上に立った時の達成感や、登らないと観ることのできない風景、降りた後の温泉&ビールの旨さ…幾つかの具体的理由があります。
そしてその中の一つに、他の登山者とのふれあいがあります。
登山中、すれ違う人と必ず挨拶します。
そして山頂では、見知らぬ人と写真を撮り合い、何処から来ました、あそこの山はこうでした、など会話が盛り上がります。
山の中が、何故かホスピタリティ溢れた「場」になるのです。
パーソナルスペースに入ってくる人を無視するのは、心理的に抵抗があるので、挨拶することで本能的に「私はあなたの敵ではありません」と表明しているのではないかと思うのです。
もっと深読みすると、臨時のコミュニティ形成をしているのかもしれません。
そう考えると、ホスピタリティには「場」づくりが大切なのが良く分かります。
人的要素が重要視されるホスピタリティですが、物理的要素による「場」づくりも、同じくらい重要なのです。
皆さんの組織は、ホスピタリティが生まれる「場」が出来ているでしょうか?
*ブログアップした後にこんな記事を発見してしまいました。
トホホ…。

先日登ったニセコアンヌプリ。
3回目にして、やっと天気に恵まれました。
写真は頂上から見える羊蹄山。
蝦夷富士の名に相応しい、美しい山です。
いつか登らなければ!