仕事の流儀①

先日、友人に頼まれて、彼が主催する就活セミナーでお話する機会がありました。

「先輩社会人が語る仕事の流儀」というテーマで、これまでの社会人人生でのターニングポイントや失敗談、仕事をする上で大切にしていることなどを、学生さんの前で赤裸々に語ってくださいとのことでした。

 

中々、自分の人生を振り返る機会も無いので、そこでお話したことを備忘録の意味も込めて、少しここに書きたいと思います。

 

①起こることは、全て「必然」 ②「ギャップ」が大切! ③「発信」せよ!という3つのテーマでお話ししました。

 

①起こることは、全て「必然」

 

自分が社会人になってから、独立するまでに経験した職業ですが、

 インテリア・家具・寝具の販売 →家具のバイヤー →紳士衣料のマーチャンダイザー→ 服飾雑貨のマネージャー →改装プロジェクト サブリーダー →食料専門店街マネージャー →紳士ブランドのマネージャー →ホテルの副支配人 →ホームセンターのインテリア・家具・家電バイヤー

 と、かなり多岐に渡ります。

百貨店時代は特に、ほぼ全て経験の無い業界や職種です。 いつも心折れることの連続でした。

 

しかし、今言えることは「全ての経験が現在の私の資源になっている」ということです。

私の現在の仕事は、研修やセミナーの講師も行えば、観光振興のためのサービス診断やまちづくりのアドバイザーもしています。

他にも大きな競技大会の組織ビジョンづくりや、協働型商品開発のためのファシリテーターも行っています。

また、雑誌のコラム連載などの著述もあれば、果ては行政のHPのデレクションまで行っています。

 

私には学歴も無ければ、華々しい経歴もありません。

しかし、現在曲がりなりにも、このように多岐に渡るお仕事を頂けているのは、間違いなく今までの色々な経験があるからなのです。

そう考えると、偶然起きたように思っていた出来事も、「起こることは全て必然」だったと感じざるを得ないのです。

 

だから、これから社会人になる皆さんへ、就職してすぐ未来のことを心配して、自分探しをする前に、「今、この瞬間」を大切にして、目先のことに集中すべし!と伝えたいのです。

それが必ず自分の資源となり、将来自分がやりたいことを見つけた時に、実現可能性を高めることになるのです。

家の近くにある宮の森WakeCafe。名物の昔風ナポリタンです。

石焼で出てくるので、火傷に注意(笑)
とっても濃厚な味です。大好きです。

向かいには、拘りの品揃えが楽しいスーパーすぎはらさんがあるので、神宮のぶら歩きコースに加えるのもオススメ!