先日、ある温泉街のあるホテルで、日帰り入浴した時のことです。
車を正面玄関前の駐車場へ入れると、男性スタッフが4人います。
経験として、玄関前のスタッフを充実させているホテルは、ホスピタリティレベルが高い事が多いので期待が高まりました。
すると、一人のスタッフがやってきて、両手でバツじるしを作ってやってきます。
窓を開けると「満車なので、下の駐車場へ入れてください」とのことでした。
下の駐車場へ車を移動したら、また違うスタッフがやってきて「ご宿泊ですか?」と聞きます。「いえ日帰り入浴です」と言うと、「コチラは宿泊客専用の駐車場なので、ここから国道を右に曲がって、右にある駐車場へ入れてください」とのことでした。
最初のスタッフが、宿泊か日帰り入浴訊いてくれればな〜、と思いながら2回目の車移動をしました。
駐車場に停めて、正面玄関に行くと玄関前スタッフが沢山居た理由が分かりました。
インバウンドの団体客が来ていて、その荷物を運ぶためだったのです…。
フロントで入浴料金を支払います。
ある割引クーポンを提示しました。(入浴料金1000円とちょっと高かったので…)
スタッフは利用の可否か、金額が分からなかったのか、お待ちくださいと言って、事務所に確認しに行き、暫く戻って来ませんでした。
気を取り直して、大浴場へと向かいます。
お湯は源泉掛け流しで中々良い湯でした。
しかし、内風呂から露天風呂へ向かうと扉があり、小さく注意書きがあります。
「手動で開きます 閉まる時は自動です」
皆、手動で開けて、手動でしめます。日本語表記しか無いので、インバウンド客は自動扉だと思い暫く立ちすくんでいます。
大浴場と脱衣所の扉も変わっています。
脱衣所から大浴場へ行くときは、特に表示も無く自動で開きます。
しかし、大浴場から脱衣所に出るときは、扉に貼られたプレートに◎の図が書いてあり、「円の中心を触ってください」と小さく書いてあるのです。
「複雑かよ!」と心の中でツッコミながら、入浴を終えました。
日帰り入浴も顧客の重要な経験価値です。
自分も、日帰り入浴で満足度が高いと宿泊する確率はグーンと高まりますし、逆だと絶対宿泊することはありません。
日帰り入浴を実施している施設は、それを認識したうえで運営するべきなのです。
しかし、残念ながらこのような「ツッコミどころ満載」の施設が多いのが現状です。
白老にあるかに料理のかに太郎です。
国道36号沿いにあるので、何十回と目にしていたのですが、てっきり廃墟(失礼!)だと思っていました。
本州の友達の情報で、営業していると聞き食べに行きました。
店内も昭和のパラダイスな風景が広がります(笑)
メニューを見ると、かに飯が味噌汁漬物付きでなんと500円!
最高のコストパフォーマンスです。
ご興味のある方は是非。