「ポケモンGO」がつくる、ホスピタリティ亡き社会

週末はキャンプと登山をしていたので、街の様子を見ていなかったのです。

 

そして帰ってきて昨日、公園を歩く人も座っている人も、そして中心部を行き交う人達も、明らかにスマホに見入っている人が増えました。

 

ゲームをすることが、スマホを見ることが、悪い等と言うつもりは全くありません。

只、沢山の人が、隔絶された自分の世界に入り込んでいる風景は、昔観たSF映画のようでゾッとしました。

 

ホスピタリティの定義を乱暴に物凄く簡略化して言うと、「他者都合を自己都合より優先させる」ことです。

 

突然の雨、タクシー待ちで並んでいて、後ろに居た小さなお子様連れに「お先にどうぞ」と譲る。相手は嬉しくなります。

 

要するに他者を見て、他者と交流しないと、できないのですね。ホスピタリティは。

 

ここ数年、ITの発達により、他者と交流しなくても暮らしていける環境が、急速に進められています。

 

このゲームが、更にホスピタリティ亡き社会へ拍車をかけることにならなければと、願うばかりです。

富良野岳に登ってきました。

花の百名山と呼ばれるだけあって、美しいお花畑が山頂まで広がります。

帰りに、今が満開のラベンダー畑を少しだけ観て帰ってきました。