今朝のNHK「助けて!きわめびと」は、「落語に学ぶ雑談力」というテーマでした。
きわめびとは六代目の立川談笑さん。
雑談できないで悩んでいる人に、落語の話し方の技術を教えるのかと思いきや、全く違うものでした。
極意の一つ目は「観察眼」。
今日の高座はどんなお客さまで、どんな話を聞きたいのか?
決まった対応では無く、反応を見ながら話を変えていくのです。
二つ目に「話芸の真髄とは、相手との心のシンクロにあり」。
そこで例に出していたのが、コンビニやファーストフードでの対応。マニュアルは一方的に言っていれば間違いは無い。しかし、そこには相手との心のシンクロは起きることはありません。
マニュアル対応で欠けるのが、「想像力」だと言うことを伝えていました。
まさに、私がいつも研修やセミナーで言っている、ホスピタリティのスタートは「笑顔で雑談すること」なのです。
相手が何を求めているのか?
我々は超能力者では無いので、ボーっと見ているだけではわかりません。
だから名宿と言われる宿のスタッフや女将は、何気ない会話が多いのです。(北海道の宿ではコレが圧倒的に少ない…)
だからこそ雑談しながら、相手を観察し、何を求めているのかさり気なく想像することから始めるのです。

GW前半は帯広へ行ってきました。
名物豚丼の名店といえば「とん田」です。大変な行列店なので、開店30分前に行くことをオススメします。