昨日のTV「けいざいナビ北海道」では
「観光教育」がテーマでした。
私も知らなかったのですが、1990年からニセコ高校では観光科があるそうです。
観光産業で働く上での基礎を、座学と現場での研修、両面で学べるのです。
素晴らしい取り組みだと思いました。
小樽でも商業高校と工業高校の統合を機に、同じく観光教育の取り組みをしようとしています。
観光業界で最大の問題は人材不足です。
そして、人材不足は観光客へのホスピタリティ不足を招くだけでは無く、新しく入ってきたスタッフの教育不足となり、それが離職率の高さに繋がるのです。
ホスピタリティ溢れた素晴らしい人「財」を増やすべく、各地方の高校で観光教育の取り組みが強化されることを切に願います。
只、一点不安があります。
既存スタッフの教育です。
素晴らしい教育された新人が入っても、間違ったことを行う先輩上司ばかりでは、あっという間にモチベーションが下がります。朱に交われば赤くなるのです。
各地でホスピタリティセミナーを行っても、一番参加数が少ないのは観光業なのです。
今こそ、観光業界全体が「観光教育」に真剣に取組むべきなのです。

大好きなニセコの黄金温泉です。
鉄分タップリ、身体の芯から温める気泡タップリの源泉掛け流しです。
お湯も眺めも(ご主人が打つ手打ち蕎麦も)最高です。