ホスピタリティは「心を込めたサービス」なのか?

今回のテーマは「ホスピタリティとはなにか」です
え?「心を込めたサービス」では無いの?
そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、本当のホスピタリティの意味はちょっと違います。
ホスピタリティとは 何かを「語源」から説明していきます。

ホスピタリティの語源はラテン語「hostile」 です。
これは元々「敵」という意味です。

ホスピタリティの起源は「敵の歓待」という風習から始まったのです。
紀元前の昔、訪れた異邦人は主人に危害を加えないことを宣言し、主人は共同体を訪れた異邦人に対し、飲食、宿泊を提供したそうなのです。
敵と戦わないで歓待する。絶対平和の戦術がホスピタリティなのです。
そうすることで、戦って血を流さず、連帯感を醸成し、異文化交流を促進させ、お互いの共同体の文化向上を図ったのです。WIN-WINの関係を作ったのです。

現代においても、サービス業、例えばホテルなども、何者か分からないお客様に対して、調和し歓待することの意味に変わりはありません。

そして、それが「hospes」という言葉に変化していきました。
これはホスト ゲスト両方の意味を含み 「主人と客人同一の立場に立つ態度を保つ」という意味でした。「ホストとゲストが同じ立場」、それがポイントです。
原義は「客人の保護者」という意味です。それが「ホスピタル」や「ホスピス」、「ホテル」といった派生語になって行きました。

このホスピタリティの概念は、「サービス」との違いを比較することで明確になります。
サービスの語源はサーバント(奴隷)です。
当然、上下関係が発生してしまいます。
規則の中で行動しなくてはなりません。

次回は、この「サービス」と「ホスピタリティ」の違いを更に掘り下げます。
そうすることで、ホスピタリティとは何かが更にはっきりしてくると思います。
(2013年7月掲載のものを加筆修正)

昨日はニセコアンヌプリに登ってきました。

所が霧が酷くて、眺望は叶いませんでした。(雲海は楽しめました)

汗を流すのは、有名な五色温泉では無く、山の家です。

老朽化した施設ですが、極上の白濁硫黄泉がゆったりと楽しめます。


所で、途中いらした湯守の方に聞くと、2年前から源泉温度が5度位下がっているそうです。

火山の状態と温泉は密接なので、ちょっと心配です。