中国株の下落が止まりません。
8日には半分以上の銘柄が売買停止の異常事態となっています。
中国のバブル崩壊が現実味を帯びてきています。
気になるのは、観光関係者がどれ位このニュースに注視しているのかということです。
中国がおかしくなれば、当然日本の観光には大打撃です。
そして、メディアで大騒ぎした「爆買い」も当然無くなります。
小売業にとっても、大きな打撃となるでしょう。
しかし、Facebook等を見ても、観光関係者でこのニュースに関心を持っている人は少なそうです。
以前、このブログで危険性をお伝えしたようにインバウンドは、何か有れば全く来なくなります。そして、いつ戻ってくるのかは、分かりません。
先日の観光まちづくりの打合せでも、地方自治体の職員にインバウンド誘致を真剣に取組むようにアドバイスしているコンサルタントがいましたが、あまりに無責任な発言だと思いました。
良く調べてもしないで、アドバイスするから、「地方創生はコンサルタントバブル」などと言われるのです。
まずは、中国の状況を注視していきましょう。
そして、観光まちづくりが初体験なのに、インバウンド誘致のみで動いているのであれば、リスク・ヘッジを行うことをオススメします。
国内観光客をどう呼ぶか、もっと言えば周辺地域の人をどう呼ぶか考えましょう。
地域の価値を最大化するのです。
「近き者喜び、遠き者来る」です。
インバウンド誘致は、それからでも遅くはありません。

先日、お伺いした創作和食のお店maruyama檀です。
ここの料理は感動的に美味しかったです。