「人」こそ最大の観光資源③

「人」こそ最大の観光資源②の続きです。

また、業種毎のプロジェクトも、近年は増えています。
福島県では、温泉地の旅館の若旦那が、連携し活性化を図ることを目的とした「ふくしま若旦那プロジェクト」が注目を浴びています。特に若旦那の魅力を前面に押し出した土湯温泉のフリーペーパー「若旦那図鑑」が人気だそうです。またFacebookで若旦那のタイムシフト表が掲載されており、いつ何処で会えるか一目瞭然になっています。
そして最近話題なのは、愛媛県松山市道後商店街で同商店街の婦人部が中心になって作製した「美商女マップ」です。
マップには女性店主ら16人の顔写真と、親しみやすいように一言ずつコメントを掲載。顔写真とコメント欄にはあえて店名を入れず、イラストで描いた手にバッグや団子など、それぞれの代表的な商品をあしらって店を表現しています。マップを頼りに店を訪れ、”美商女”を見つけられたらスタンプを押してもらい、3個集めるとプレゼントがもらえるスタンプラリーも人気になっています。
この他の例として、加賀温泉郷の女将達による「レディ・カガ」や、新潟県産コシヒカリをPRするために結成された、新潟県のお米農家ユニット「新潟ライスガールズ」等が挙げられます。
どの取組にも共通なことは、観光客が気軽に「会いにいける」ということです。アイドルグループのAKB48の爆発的人気の秘密も、「会いにいける」アイドルだったことでした。

皆さんご存知の様に、北海道の各自治体でも、観光まちづくりが盛んです。
しかし、先に述べた様な「人」そのものを観光で打ち出すケースは、北海道ではあまり見られていません。
たまに見受けられても、個人レベルです。それでは観光客が常に会える、という訳にはいかないでしょう。テーマを決め、ある程度人数を集めてチームで活動する必要があると思います。
群雄割拠のゆるキャラに力を注ぐより、地元の人と観光客の触れ合い、そこから生まれるホスピタリティ体験をしてもらう仕組みを作ることこそ、観光客の心に響き、地域のファンを作るものだと思います。
北海道でも、観光客が地域の人達と「会いにいける」仕組みを作りませんか?

昨日まで、登別で研修を行っていました。
途中、苫小牧で有名な「マルトマ食堂」に立ち寄りマルトマ丼なるものを食べました。
凄いボリュームです。