「人」こそ最大の観光資源②

「人」こそ最大の観光資源①の続きです。

今、全国各地で「人」を観光資源として、打ち出す取り組みが行われてきています。

先ずは、まちおこしの成功例として話題の島根県海士町です。
離島である海士町にはリゾート施設や自然遺産、目新しいグルメが有るわけでもありません。しかし、以前から観光で何度も通うリピーター、住み着いてしまう人が後を絶たなかったそうです。その人達にインタビューしたところ、理由は島の人との「出会い」だったそうです。宿のおばちゃん、漁師の人達等との出会い、そしてその人柄やライフスタイルに惹かれ、また会いにきていることが分かったのです。人が主役の地域観光にニーズが有ることに気がついたのです。
そこで、2012年に「地域の人」を主役に打ち出した、初めての観光ガイドブック「海士人」を製作、発行しました。
このガイドブックは大きな反響を呼び、掲載されている人に会いに来る観光客が増加、その後「福井人」、「三陸人」とシリーズ化されています。
(人こそ最大の観光資源③に続きます)



天塩町観光まちづくりワークショップの翌日は住民の皆さんとBBQ!
本鱒でチャンチャン焼き、朝採り筍、鹿肉、浜防風等天塩産品を美味しくいただきました~♪