「増田の内蔵」で、まちの情報発信を考える

以前にこのブログでも書きましたが、昨年秋田県でホスピタリティセミナーを行いました。(詳細はコチラ「ホスピタリティは津軽海峡を超えて」


その際、秋田へ来る機会もあまり無いので、2日間程休みを取って観光をすることにしたのです。

しかし、決めていたのは乳頭温泉郷の黒湯温泉に泊まるのと角館の武家屋敷に行くということだけでした。


そこでセミナー後の懇親会で、受講された皆さんにオススメのスポットをお聞きしました。

すると皆さん口を揃えて「増田の内蔵」は行くべきだと仰るのです。

全く聞いたことの無い場所でしたので、詳しくお聞きしました。


横手市の増田という街には、家の中に蔵が在るそうなのです。

家の中の蔵、所謂「内蔵」には、雪害により倒壊するリスクを減らす、財産が外から分かりづらくする等幾つか意味があるとのことでした。

外から見えない内蔵は、長い間、家長及びその子弟限定の施設として、その所在についてさえ隣家に知られない場合もあったそうです。

故に近年調査が入るまで、あまり知られていなかったとのことでした。

現在48の内蔵があり、遂に2013年に重要伝統的建造物群保存地区として指定されたそうです。


最初、距離的に離れていたので行くべきか悩みましたが、地元の方がオススメする所は、やはり見るべきであろうと思い観に行きました。


行ってみると、それは大変素晴らしいものでした。

その美しさ、壮大さ等、そこに息づく歴史に感動しました。


4~5軒蔵を巡りどれも良かったのですが、特に素晴らしかったのが、元禄二年創業の酒蔵「日の丸醸造」と稲庭饂飩で有名な「佐藤養助」漆蔵資料館にある内蔵でした。

しかし、何故最初行くのを躊躇ったか、理由が他にもあったのです。

実は情報が極端に少なかったのです。


持参したガイドブックのるるぶとマップル2冊のうち、るるぶには全く記載無し。

マップルには欄外のコラムとして小さく記載されているだけでした。

秋田空港や観光案内所にも「内蔵」について書かれているパンフレットは見当たらず、ネットの情報だけが頼りでした。

横手やきそばのパンフレットは幾つもあるのですが・・・。

そして乳頭温泉郷に入ると、ネット環境も厳しく、殆ど閲覧出来ない状況になりました。


確かに現在自治体では、インターネットでの情報発信及びネットインフラ(特にWifi設備)の整備は最重要課題です。

しかし、実はスマホ、タブレットの所有比率も、50代以上はまだまだ低い状況です。(詳しくはコチラ)

ということは、ネットのインフラ環境が整うまで、そしてスマホやタブレット等の所有率がもっと上昇するまでは、まだまだパンフレット等の紙媒体の内容の見直しが必要でしょう。

そして、情報発信は複数のチャンネルから行うことが重要では無いでしょうか?


この秋田観光は、それを実感した旅となりました。


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