先日、キャリアバンクの佐藤社長とお話する機会が有りました。
ご縁を頂いて、私が佐藤社長率いる、「SATO GROUP」全体の幹部研修(70名以上でしょうか?)を担当させて頂いたのです。
研修後、会議室にお招き頂き、1時間近くお話をさせて頂きました。
私の温泉好きを知った佐藤社長は、自分のオススメ温泉等楽しい話を沢山してくださいました。
その流れから、「最近、同世代のリタイアした友人と話をしても話が合わない」と云う話になりました。
「旅行の話でも、如何に安く色々な処に廻ったかを自慢し合っている」とのこと。
「一流物産会社の元部長クラスでも、そんな事を言っている」そうです。
何故なのか理由を訊くと、「結局、人はインカムの範囲内で、やりくりしようとするからなんだよ」と仰いました。
「リタイアするとインカムは年金のみなので、幾ら貯金があろうが年金の範囲で暮らそうとするんだよ」と。
「日々の生活の中ではフローでやりくりしようとするから、そんなに贅沢しない。ストックに手を出そうとしない」確かにそうかもしれません。
では何処にお金を使うんですか?という質問をした所、「我々世代は自動車などは、ソコソコ良い外車を所有するよね、安い国産ファミリーカーに乗っている人は少ない」ということだそうです。
もし、その傾向が団塊世代の大きい流れだとしたら、大変です。
観光業界で言われている「団塊世代130兆円マーケットを狙え!」、なんて云うことが根本から崩れてしまいます。
只、観光における団塊世代に向けた商品開発が遅れているのも確かです。
インバウンドに目が向きすぎている感もあります。
この件、今後もう少し独自に調べてみたいと思います。

*SATO GROUPの研修模様です。皆さん学ぶ姿勢が素晴らしく、非常に盛り上がりました。
***************************************************
即、現場が変わる。研修・人財育成ならオフィスAZM(アズム)
http://www.officeazm.jp/
お気軽にメールでお問い合わせください!
***************************************************