①の続きです。
そして、5月16日に第7回かわまちづくり検討会が行われました。
参加者の人数を確認した所、なんと遂に30名を超えるとのこと!
訊くと、天塩町役場から新たに8名が参加して頂けるというのです。
とても嬉しく思いました。
K課長補佐の尽力と、住民協働研修を行った効果を感じます。
そこで前回の打合せしたスケジュールを変更して、このタイミングでチーム分けすることにしました。
アイディアを具体化するにも役場の支援が必要な段階に来ていることは、参加者からも声としてあがっていました。
そういう意味でも、役場職員の方が参加するこの機会を逃す手は無いと思ったのです。
検討会が始まりました。
前半は今までの総括を行い、改めて今迄参加者から出てきた、天塩町の魅力や強みをまとめたものを振り返ります。
その後、これから起こるであろう課題とチャンスの有りどころを提示しました。
特に、対話がネガティブになるのを恐れて、課題は話題に出していなかったのです。
しかし、もうこの段階では大丈夫だと判断しました。
このまま行くとメイン産業の漁業や酪農は消滅してしまうのをデータとして見せられると、寧ろ行動を起こすモチベーションに変わると判断したのです。
その後の話合いを見ると、それは正しかった様です。
その後、今迄のアイディアから「歴史」、「人・交流」、「食」、「自然・景観」の4つのチームに参加者自らの意思で決定してもらいました。
役場職員と我々コーディネーターは適性を考えて前もって決めておきました。
多かったのは「食」チームで11名の大所帯。
少なかったのは私が担当する「人・交流」チームで2名(プラス役場3名)だけとなりました。
まず自己紹介をNOW&GOOD(最近楽しかったことを発表)で行ってもらいました。
次にその中からリーダーを選出してもらいました。
それから話合いです
テーブルには今迄出てきたアイディアとキーワードの資料が置かれています。
それを振り返りしながら、また新しいアイディアを考えながら、対話を始めます。
そして分科会として集まる日を決定してもらい、その中で何をやるかを決めてもらいました。
私の担当する「人・交流」チームは2名とは言え、町の実力者2名です。
話は尽きません。
地域コンシェルジュ案や河川公園の具体的改善案が沢山出てきました。
印象的だったのは、「今までもこういう案を沢山出してきたけど、ことごとく潰されてきた」という言葉でした。
恐らく街への思いやアイディアはあっても、それを具現化するために必要な体制、繋がりが出来なかったのでしょう。
益々、我々の責任は重大です。
もう一点は若い職員3名が、一生懸命取り組んで頂いている姿勢が見えたこと。
とても嬉しく、また頼もしく思いました。
対話終了後、最後に各チームリーダーに今日話し合った内容、決意表明、集まる日等を全体に発表してもらいました。
私が担当する人・交流チームは4日後の27日火曜日15時にフィールドワークから行うことになりました。
*「まちづくり」は新展開へ③に続きます。

今回は利尻富士が素晴らしい姿を見せてくれました。立派な地域資源です。

翌朝は「清流を守る会」のバードウォッチングに帯同しました。
短い時間でしたが、充分自然の豊かさを実感出来ます。即、ツアー化できると感じました。

最後は役場の方に頂いた、天塩で自生する「ハマボウフウ」です。
香りが素晴らしく、お酒が捗りました。これからの観光資源は、無理やり作ったご当地グルメによる「おもてなし」よりも、こういった元々地元にある宝による「おすそわけ」が重要です。
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