「まちづくり」は新展開へ!①

天塩町の「かわまちづくり」についての御報告も、しばらく間が空いてしまいました。

勿論、しっかり活動しています。

備忘録的な意味も込めて、新年度になってからの動きをお伝えします。

あくまでも「備忘録的」ですから、一部オカシイ文章や伝わりづらい点はあしからず。

 

 

まず5月7日にアドバイザーである北大 敷田教授を招いて、今年度の方向性の打ち合わせが行われました打ち合わせの内容は大きく3点。

「前年度の振り返り」「今年度のスケジュールの確認」「観光振興計画について」です

 

「前年度の振り返り」では現在の進捗状況が話し合われました

今迄、ワークショップ形式で住民の皆さんから、「天塩町の良い点、強み」を出して貰い、それを元に地域活性化の為の幾つかの具体的なアイディアを出して貰いました

かなりの情報量です。そして、アイディアは実現可能なものも複数出てきています。

住民の皆さんのモチベーションもかなり上がってきています。

 

只、問題点もあります。

本来的にはワークショップの前に行うべきデスクリサーチ(統計データ、文献)、ヒューマンリサーチ((住民へのヒアリング)などが全くされていないからです。そして、そのリサーチを基に、まちづくりコンセプトがないままワークショップに入ってしまったことが最大の問題です

何故なら、リサーチをして、コンセプトが出来た時に、あまりに違う方向性だと今までのアイディアが無駄になる可能性が出てしまうからです。

 

そして、最大の問題は役場職員がこの活動にまだ全く参加していないのです。

アイディアが具体化すればするほど、役場職員との協働が求められます。

その時に「知りません」では、この膨らんだモチベーションはすぐ萎んでしまいます。

その為に、先月役場職員に対して、「住民協働の為のファシリテーション研修」を行った事は以前このブログでお伝えしました。

次の検討会にどれだけ参加してくれるかが一つの分かれ道になります。

 

 

「今年度のスケジュール確認」では

かわまちづくり登録申請は2月で決定。

観光振興計画は9月中旬までに骨子を議会に通し、12月に完成させる。

その為に5月は「今までの振り返りと今後の進め方」の説明する。

コンセプトに関しては、6~7月でこちらからコンセプト案を示しながら、住民の皆さんのコンセンサスを得てコンセプトを確定させる。

それと並行して、分科会の為のチーム分けとリーダー決めを行うことなどを確認しました。

 

最後に「観光振興計画について」ですが、

観光客数 ⚪︎⚪︎人増といった、定量的な目標を設定しない

地域マーケティングプランとする

観光振興計画の執筆も我々コーディネーター四人で行う(!)ということが敷田先生から提案され決定しました。

大変な話になってきました・・・。

 

*「まちづくり」は新展開へ!②に続きます。