日帰り入浴での接遇

温泉が好きな私は、時間が有れば温泉施設を巡っています。

特に最近は、定山渓温泉を巡る事にしています。

札幌市民にとって、定山渓はあまりに身近過ぎるため、本当の価値を見失っている気がするのです。しかし、その話はまた別の機会に。

 

ということで、先日定山渓の山渓苑に入浴してきました。

 

車を止めて建物に入ると同時に、メガネの男性が「いらっしゃいませ」と笑顔のお出迎えをしてくれました。

正直、会話自体はお風呂の場所を説明してくれたり、「本日混み合っていて、お車移動するかもしれませんので、鍵をお借りして宜しいですか?」とか他愛の無いものでした。

しかし、笑顔を絶やさずにいる彼に、私は大変好感を持ちました。

 

ん~、何でこんなに嬉しい気持ちになるんだろう?と考えていると、分かりました。

他のホテルの日帰り入浴の受付が、残念な所が多いのです。

 

特に高級路線で売っている某宿では、笑顔もまともな説明も無く、日帰り客をあからさまに軽んじている対応だったのでガッカリしたことを思い出しました。

 

温泉好きな方はお分かりになるかと思いますが、日帰りで感じが良ければ、「次は宿泊したいな」と思うのです。

そうです。日帰り入浴は、将来のお客様が気になる旅館の風呂やホスピタリティの「事前調査」をしているのです。

だから、日帰りでの対応が悪ければ、絶対泊まる事は有りません。

そこを理解してない宿が多すぎるのです。

 

 

宿泊を高級路線で売っていて、日帰りに手が廻らないくらいなら、止めれば良いのです。

大体の宿が、1,000~1,500円の決して安くは無い入浴料を頂戴している筈です。

日帰り客を受け入れるからには、同じホスピタリティレベルを提供したいものです。

 

 

そんな事を考えながら、山渓苑の掛け流しの気持ち良いお湯に浸かるのでした。

 

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