会議を考える

昨日は某プロジェクトの会議でした。
打合せをしながら、頭の隅では「会議」の意味を改めて考えていました。
*注:これから書く内容は、昨日の打合せと関係ございません。あくまで自戒を込めてです。念の為(笑)

私自身、組織に属していた時は勿論、フリーになった現在でも打合せ、ミーティング含めて複数の人間と話し合う場「会議」は頻繁にあります。

やはり物事を決めるには「会議」は最良の方法といえるでしょう。
所が上手く行かない会議の方が、圧倒的に多いと思うのが殆どの方の意見でしょう。

何故、そうなるか?
沢山理由は有りますが、最大の理由は「会議の仕方」を習った事が無い人が殆どで有ること。
私も30年間のサラリーマン生活で、「会議はこう行うべし」といった教育は一度も有りませんでした。会議の議長は常に上司で、やり方は人それぞれ。最長で12時間会議を行ったことも有ります。12時間それ程言いたいことも云えず、結局上司の独壇場で決まるなんて毎日でした。

では、どうやったら「良い会議」になるでしょう。
簡単なポイント3つを。

1つ目は事前準備をすることです。

特に会議の目的を明確にする 議事次第を作成する時、会議の「目的」が何なのか、何を決めるのか(若しくは決めないのか)、どうやって決めるのか、明確にすることです。
会議を始めてから、「あれ、今日は何のために話し合うんだっけ?」なんて参加者を迷子にさせてはいけません。
議題毎の時間配分も決めておくのも大事です。

2つ目は上司や決定権者以外の人が議事進行係を行うことです。

その為には、最近流行り(?)の「ファシリテーション」スキルが必要ですね。
しかし、逆にスキルの低いファシリテーターが居ることの弊害も良く見かけます。

「何か良いアイディアが有りませんか?」という問いかけは、問題解決でいうところの「拡散」と「収束」を同時に行うことになるので、駄目な質問です。
良く聞かれる「自由に意見交換して下さい」も駄目ですね。
「自由に・・・」というフレーズは、参加者が一番不自由になることを認識した方が良いです。

そして、一番良く有るのは、ファシリテーターが話を引っ張ってしまうこと。
参加者から発言があると、その2倍位ファシリテーターが話すなんて事も良く見かける風景。
しかし、参加者も「あの人は会議を上手くまとめるファシリテーションを習っているから、これが正しい会議に違いない」なんて思い黙ってしまう。これでは意味が有りません。


正しいファシリテーション・スキルを身につける事が大事です。

3つ目は「書く」ことです。まずはこれからオススメします。

ファシリテーション・グラフィックとも言い、正しい手法も有ります。
しかし、最初はあまり気にせず、とにかくホワイトボードや模造紙に「参加者全員に見えるように」書く事を試してみてください。



PCの打ち込みでは、発言を拾うのに全く間に合いません。
手書きで大きく見えるように。
字が下手でも良いのです、読めさえすれば(と、自分に言い聞かせるw)
何故効果的かと云うと・・・
おっと、後の詳細は私の研修を聞いて頂くとして(笑)
上記の3つを実施するだけでも会議は大きく変わって行きますよ。


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